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01"抹茶専用"最高級黒御影石・湾曲菱形16角・ノミづき磨き

120,000円
国内向けのページになります

Stone, Time, and Tea.

この石臼に触れたとき、まず伝わってくるのは、確かな重みだ。
素材には、非常に希少な高級黒御影石を使用している。
結晶はきわめて細かく、一般的な花崗岩よりも高い比重を持つ。
その密度が、静かで安定した挽きを生む。

仕上げは、天草の海に立つ波を思わせるデザイン。
装飾ではなく、自然のリズムを写し取ったかたちだ。
ハンドルには天然の桜材を用い、石の冷たさにやわらかな温度を添えている。

品質を最優先したとき、挽ける量は1分間におよそ1グラム。
速さよりも、香りと粒子の美しさを選ぶための速度である。

挽かれた粉は、下臼の溝へと自然に落ちていく。
上臼には、幅30mmのハケを備え、粉を静かに回収する構造だ。
ハケの交換は、数年単位で十分とされている。

上臼・下臼の下部には、さりげなく段差を設けた。
持ち上げる際、自然と指がかかるための配慮である。
中心軸にはステンレスを採用し、摩耗とは無縁。
内部も高い耐久性を備え、目立て直しの必要はない。

付属するのは、静電気を抑えるステンレス製カップ。
道具としての完成度は、こうした細部にこそ宿る。

Notes on Use

石臼から挽き出された抹茶は溝に溜まり、
上臼に取り付けたハケによって自動的に回収される。
その後、溝に設けた穴から容器へと落ちる仕組みだ。

使用後は、内部の清掃を行ってほしい。
この道具は、使い手との時間の積み重ねによって完成していく。

碾茶を挽く場合は、最初に茶葉をすべて穴へ入れてから回し始める。
碾茶用に調整しているが、量を調整すれば玉露や碾茶にも対応する。

まれに茶葉が内部で留まることがある。
その際は、箸などでそっと押し、流れを整えてほしい。

Product Details

消費税:非課税商品
送料:当社負担
高さ:約21cm(取っ手棒取り付け時を除く)
重量:上臼 10.5kg / 下臼 12.5kg / 合計 23.0kg
ハンドル:天然桜材
納期:在庫ありの場合 2?3日/受注制作の場合 約10日
支払い方法:オンラインカード決済・口座振り込み・郵便振替用紙

¥120,000

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制作

使用している石材は、非常に貴重な「最高級黒御影石」です。この石材の特徴は結晶の粒子が無い事と比重が他の花崗岩と比べて高い事です
碾茶を微粒子に挽く抹茶専用の石臼です
一般的な石臼では微粒子に挽くためにはお茶の葉を少しずつ注意深く挽く必要がありますが、 私の抹茶臼は挽きたい量の茶葉を全部入れてあとは上臼を回し続けるだけで微細な抹茶を挽く事が出来ます
外観は全周を16等分に割付けて、ねじった様なひし形に成形しています。
表面は天草灘の波を表すためノミで荒らし、その後、反射する光を表現するために表面を削りこみ磨き上げてあります この作業により、側面全体に微かな反射があり、不規則なノミあとで独特な雰囲気が出ました。
上臼の上部に一度に2人分(約20g)を乗せる設計ですが、繰り返す事で何十人分でも「豆焼け」の原因として問題になる熱の発生が無く (コーヒー豆を極端な熱にさらすと苦みが増すと言われています)挽く事が出来ます。
摺り合わせ面の直径は試作の結果必要十分「挽け過ぎない」な大きさ5.0寸(約15cm)に決め、必要な重量から上臼の高さを決めてあります。 下臼はすり合わせ面の直径5寸の外周部に幅8~9分(24mm~27mm)深さ5分(15mm)のドーナツ状の溝を配して挽けた粉を受ける構造になります。 ドーナツ状の溝には一か所「穴」があり、上臼の下部に取り付けてある「刷毛」により挽けた粉は回転ごとに溝から穴に落ちていきます。 下臼の「穴」の部分は「受け皿」がセット出来るように、間口10cm奥行10cm高さ6cmの加工がされていて、下臼の高さは決定されています。

詳細な設計内容

使用している石材は、非常に貴重な「最高級黒御影石」です。この石材の特徴は結晶の粒子が無い事と比重が他の花崗岩と比べて高い事です
一般的な抹茶臼は茶葉を少しずつ入れながら挽きますが、入れる量を安定させないと抹茶の粒子にバラツキが出ます
私の抹茶臼は抹茶しか挽けない専用設計になっているために、石臼の扱いに慣れていない方でも均一な抹茶が挽けるようになっています
使い方は茶葉(碾茶)を挽きたい量の全部を上部の穴の中に入れてしまい、後は上臼を回し続けるだけです
挽けた抹茶は取り付けた刷毛が集めて、セットした容器に溜まる工夫がしてあり使い勝手を良くしました

中心点からの距離による円周のどの位置に穴を開けるかも、挽きの作業性と挽きの良し悪しに関係があります
石臼全周から粉が出ていると思われがちですが、観察すると上臼のある一か所からしか粉は排出されず、それがくるくる回転するので全体から均一に排出される様に見えます
この上臼の特定の位置は決まっていてハンドル取り付け部分から左回しで45度~90度進んだ範囲の位置にあります、なぜこの範囲なのかと言うと静止した状態でのすり合わせ面に掛かる圧力は 全体が同じですがハンドルを取り付けて右手でハンドルを掴んだ状態ではハンドル取り付け部に抑える力が掛かりその部分だけ圧力が高くなります
一か所だけ圧力が上がり対角線上の反対側は圧力が下がります、その状態で回転させると圧力の高い部分には粉が入り込めないのでその少し手前で粉は外に押し出されます。 堅い珈琲豆の粒を最初に粉砕する部分はどうしても上臼が浮き上がろうとするので、抑える力を利用するためにハンドルと中心点を結ぶ線状に置く必要があります。
正確には回転をさせるのでハンドルに掛かる力は真下ではなく斜め回転方向に向いているので、穴の位置はハンドル部分から回転方向へ90度進んだ位置にある必要があります。 穴の大きさ位置にしても、内部の粉の状態を想像し、また細かく観察し、試作により検証した結果で決めています

よく誤解されている部分ですが、上下の擦り合わせ面は全面が接触している訳ではありません。 接触している部分は外周の一部でそこから中心部に向かって緩やかに空間が広がっています
石臼内部に入った材料は段階的に小さく砕かれていき、外周部で粉になり払い出されます。 この段階的にと言う部分が「ふくみ」と呼ばれる空間の構造に関係していて、段階的に小さくなるように空間も徐々に狭くなる作り方になります。
大豆などの粒の大きな材料を挽く場合は、ふくみの深さは大きくなりますが具体的には材料の直径の半分の深さが適当です。 ゴマなどの小さな材料の場合はふくみは有るか無いかの深さになります。
このふくみの意味を理解し、必要十分な寸法で設計しないと、挽き終わりに石臼内部に大量の材料が残ってしまったり逆に石臼の内部に材料が入らずに「物入れ穴」の最下部で材料がコロコロ 回転するだけで全く挽けない石臼になってしまいます

上臼のハンドル下に取り付けた外観からは見えない刷毛が回転時に粉を回収します
粉受けの溝に開いた穴から、自動で容器に粉が落ちます
正確な加工技術が必要ですが、この工夫があるので挽けた粉を集めるのと周囲の掃除の手間が無くなりました。

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